◇65. 雑用のプロになろう!

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花賀 咲象

花賀 咲象

 学習塾指導歴30年で、授業もこなしながら、カウンセリング・コーチング業務も行っております。
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 教育・心理カウンセラーの花賀作象です。前回は、自分がお金持ちになるという理想像を毎日想像できるようになるためには集中力を鍛えていく必要がありますが、どのようにすれば集中力を効果的に強化できるかについて述べてきました。

 今回は「雑用のプロになろう!」になります。雑用と聞くと「あまりやりたくないもの」というイメージを持っている人が多いですよね。ただ、職場で雑用を率先してやってくれる人というのは非常にありがたい存在で、こういう人たちがいなくなると、職場の仕事が回らなくなってしまいます。たとえ管理職の地位にある人でも、雑用を全くやらなくていいことはありえません。むしろ率先してするほうが他の従業員の見本にもなります。では今から雑用の重要性とどのようにすれば雑用を積極的に楽しんでできるかについて述べていきますよ!!

雑用という仕事はない

 ここではあえて雑用と呼ばせていただきますが、この世の仕事に雑用という仕事はないという考え方もあります。ノートルダム清心女子大学元学長の渡辺和子は言います。「この世に『雑用』という用はありません。私たちが用を雑にした時に、雑用が生まれます」と。具体的に職場の掃除、物の整理整頓、書類の整理などが雑用となってくるかと思いますが、これらはいわゆるやるのが「面倒くさいもの」になります。ここで考えていただきたいのですが、あなたが「面倒くさい」と思うものを他人に頼んで、快く引き受けてくれると思いますか?自分が持っている気持ちというのは言わなくてもだいたい伝わります。あなたが良いと思っているものは相手も良いと思いますし、嫌だと思っているものは相手も嫌だと思うのです。ということは、あなたが「面倒くさい」と思っているものは、それをしてもらおうと思っている相手も「面倒くさい」と思うのです。そうなると、きちんとやってもらえるかどうかの保証はありませんよね。

 では、あなたが雑用はすごくいいものだと思っていたらどうでしょうか?掃除をするときれいになって職場の人みんなが快く働けるようになりますし、書類の整理をすると書類を必要な書類を検索する時間が減って誰もが助かります。だからこういういい仕事(雑用)は基本的に自分でやりたいと思っていて、そのときどうしても抜けられない他の仕事があり、「手伝ってほしい」という思いで他の人に頼んだ場合、頼まれた相手がどう思うかはもう想像がつきますよね。そうです。あなたが雑用を「いいもの」だと思っているので、相手も「いいもの」と思ってそれを快く引き受けるようになるのです。

 私自身は個人的にこの「雑用」という言葉は嫌いで、雑用とされている仕事は「小さいことではあるが必要なこと」になるので、この「雑用」という言葉をやめて、小さく必要なものであることを意味する「小要」という言葉に変えるべきだと思っています。ただ、「小要」という言葉を使っても通用しないので、以下でも「雑用」という言葉を使うことにします。

世の中の仕事は雑用だらけ

 編集とか、広報の仕事は華やかなイメージがありますよね。私もこれらの仕事に携わっていましたが、実際は雑用がほとんどです。華やかに思えるのはそれらが完成したときだけになります。実際、文書(チラシ)作成や作成文書のチェック依頼、作成文書の訂正だけで業務の大半を占めています。文書作成も自分の独自色を出すことよりも当然会社の方針の方が優先されるので、ほとんど昨年まで使っていた文書をそのまま流用するのが普通です。文書作成も自分がやりたいようにできないというのであれば雑用そのものになりますよね。さらには編集とか広報に限らず、世の中の仕事というのは雑用で大半を占めています。あなたが現在している仕事もそうでないでしょうか?地味な仕事をしている時間が圧倒的に長いかと思います。ですから世の中の仕事というのはそういうものだと割り切ることが大切になります。

 これは考え方にもよることになりますが、たとえば前述の広報業務でも文書やチラシ作成に関する雑用が多いということで「嫌だ」と思えばつまらない仕事になってきますし、雑用が多い中でも「どのようにすればもっと集客できるようになるだろう」と考えて、それを上司に取り入れてもらえるように働きかけ、新しいことを導入していくようにするとやりがいのある楽しい仕事になってきます。結局、その仕事が面白いものになるのかつまらないものになるのかは「本人がどう捉えて取り組むか」にかかっているのです。

雑用のプロになる

 世の中の仕事の大半が雑用なら、雑用ができる人というのは「仕事ができる人」になりますよね。そうであるならば、リーダーほど雑用ができる必要があります。なぜなら新しく入ってきた人にその雑用を教えなければならないからです。リーダーが雑用のプロになっていれば、雑用を効率よく進める方法を説明することができるので、教えられえた相手も「そのように進めると速く正確にすることができるんですね」と嬉しくなってきますよね。そうすると雑用をするのが楽しくなってきます。やはりリーダーが雑用を楽しいと思っていなければ、それを頼まれるほうも楽しいとは思わないので、リーダー自身がいかに雑用を楽しんで進めることができるかというのはかなり大事です。ですからあなたが現在リーダーであろうがなかろうが雑用のプロになることをめざしてください。

雑用のプロになるには

 では、雑用のプロのなるためにどんなことをすればいいのでしょうか?それは以下の3つになります。

①雑用を「迅速かつ丁寧な仕事」にするアイデアを常に考える

 雑用をつまらないものだと思ってだらだらやっていたら余計につまらなくなります。前述したように効率よいやり方が分かるようになってくれば、それだけで雑用をするのも楽しくなってきますよね。「丁寧さを保ったうえでいかに迅速に進められるか」というアイデアは、実際その雑用を繰り返しやってみることで分かってきます。ですから雑用をやりながらどうすれば迅速かつ丁寧にできるかを考えてその改善に努めるようにしてください。

②より良い完成形を常に考える

 「どうしたらより良い完成形ができるのだろう」と常に考えることは大事です。より良いものが完成した時のことを考えることによって、完成させることが楽しみになってきますから、目の前の雑用と思えるような仕事も楽しくなってきます。どんな仕事も完成したときというのは嬉しいものですよね。しかもそれが自分のイメージしたものより良いものになっていたらなおさらです。ですからそのイメージを常に持つようにしてください。

③雑用を誰よりも率先してやる

 雑用を誰よりも率先して行うようにしていくと、上記のような迅速かつ丁寧にするアイデアが思い浮かんだり、より良いものが完成するのが楽しみになり、雑用そのものを楽しんで取り組めるようになります。そうなったときはあなたはまさに「雑用のプロ」そのものとなります。雑用のプロになれば、どこに行っても重宝されるようになります。雑用のプロになるということは、結局あなたが現在取り組んでいる仕事そのもののプロになるということを意味します。そうなると顧客からも信頼されますし、周りのスタッフからも頼られる存在となります。ですからあなたも本日から雑用のプロになることをめざし、実際にそうなる努力をしてください。

 以上になります。今回は一見つまらないと思える雑用も仕事をする上ではかなり大事な仕事であることから、この雑用をどのようにすれば積極的にかつ楽しんで行えるようになるかについて述べていきました。

 前述のように世の中の仕事というのはその大半が雑用なのであり、この雑用を楽しいものに変えて取り組める人が仕事ができる人となっていきます。そのためには「雑用のプロ」になることが大事で、これになるために雑用を迅速かつ丁寧な仕事にするアイデアを常に考え、よりよい完成形を常に考え、雑用を率先して行っていくことが必要になります。あなた自身が「仕事ができる人」になるためにもぜひ今回述べた「雑用のプロ」になることをめざしてください。ではまた次回お会いしましょう!!

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